植物の病気対策としての肥料について
農作物をはじめとする植物をしっかりと育てて、実や花になるまでのあいだには、様々なケアがおこなわれています。
その中でも、病気対策には頭を悩まされるところです。
枯れやすい、害虫がつきまといやすい、本来の大きさに育っていかない、花や実、葉の色が悪いといったものは、まさに植物たちの抱える症状のあらわれになります。
農薬を噴霧して害虫を追い払っても、根元に栄養分を注入したとしても、それらは一時しのぎであって、効いているときにだけ病気を防いでいる対症療法に他なりません。
根本的な原因療法は、植物にどのような菌がはびこり始めても、それを跳ね除けたり寄せ付けない抵抗力を授けることにあります。
土壌の中にいる微生物が、カルシウムやミネラルが豊富な成分を取り込んで分解したものを肥料として植物に与えることによって、植物は活性化されます。
更に、植物内の菌とのバランスをうまくとりながら、成長のために必要な免疫力を保つことができます。